2022年11月25日金曜日

JAいるま野 広報12月号にてインタビュー記事を掲載して頂きました。

この度はインタビュー記事を掲載して頂きましてありがとうございます。

https://www.ja-irumano.or.jp/magazine/wp/2212/special/

まだまだ整備中で発展途上の当園ですが引き続き誠心誠意進めていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 今回の記事の件でJA担当者様には何度も取材に訪れて頂きましてありがとうございました。

栽培・飼養管理や棚、ハウス等の施設整備については本当に多くの方にお世話になり、就農にあたっても県、市そしてJAの担当職員の方によくサポートして頂きましてありがとうございます。色々と試しては失敗したりしていますが、今後ともよろしくお願いします。

 記事の補足としてですが、ぶどうの栽培管理を始めるにあたっては何年も農業をするのか、それともサラリーマンとして生活していくか悩んでいました。就農にあたっても当初の計画ではしばらく兼業で行う予定でしたし、ぶどうの栽培管理や養蜂の飼養に関しても実情の大変さが分かっていない事から多くの失敗をしているのが現状です。

 ぶどうの苗木に関しては、毎年のように何本かスカシバ、コウモリガの被害がありますし、蜂に関してはスズメバチやダニの被害等多くの課題があります。

株元にガットサイトSを塗布して今季は蛾の幼虫による食害被害は防ぐ事が出来ましたが、コウモリガは棚上の主枝部分まで入るので春先に外皮を剥がして害虫の卵等がないように対策を継続していきます。


 

養蜂に関しては、今年の分蜂シーズンでは3,4日ペースで内検していたにも関わらず、自然分蜂を何度もされてしまったり、スズメバチに昨年巣門の前で死骸の山が出来てしまった事を反省し、今年は支柱を建てて スズメバチは通り抜けしづらい網目のネットで囲う事により巣門前での被害は防げました。ところが、巣箱を全て同じ方向に向けていたことが原因か、ミツバチがこの棚の南東位置に集まり過ぎてしまいそこでスズメバチにやられる事が多かったので、来年は巣箱の向きを四方に分けてみたいと考えています。


また、ミツバチの為に蜜源植物を植えようということで、毎年土壌改良の為に蒔いていたクトタラリアというマメ科の植物を本来であれば50日で刈り込むところをそのままにして花を咲かせてみましたが、花の形状的に蜜や花粉の採取が出来ないのか、大型の蜂やアブはくるのですがセイヨウミツバチは一切来てくれませんでした。。(残念

一方ではキウイ畑の隣の空き地に植えたコスモスやヒマワリにはよく来ており、秋の採蜜シーズン(9~10月前半)を狙って咲かせたおかげか、同時期に採れた他の地域の蜂蜜よりも色が薄い物が今回は出来ました。秋の蜂蜜は色合いが濃く、味も癖が強い物が多いので好みが分かれるところではありますが、 コスモスやヒマワリの蜜が入っているせいかだいぶ食べやすい感じになっていました。


 


 

以上のように、失敗への対策、試行錯誤等の日々が続いていますが、少しづつ改善していけたらと考えています。

そういった失敗談や成果等もBlogやYoutubeに上げていけたらと考えていますので見に来て頂けたら幸いです。

今後ともよろしくお願いします!


~~

一部記事にて修正事項がございます。

× 日本農業大学校

〇 埼玉県農業大学校

 

 

 

 

2022年11月7日月曜日

さつまいもの保存方法について ~美味しく召し上がっていただく為に~

タイトルの通り、これから乾燥し冷えてくる季節ですので保存方法のご紹介をさせて頂きます。

そもそもすぐに食べればよいのでは?と思われる方もいらっしゃると思いますが、

さつまいもは

 

『堀りたてからしばらく置くと更に美味しくなる


のですね。それはなぜか?

まだ未解明な部分も多いのですが、生のさつまいもを適温と湿度で置いておくと、デンプンが減りスクロース等の遊離糖が増える事が知られています。この遊離糖(スクロース、グルコースおよびフルクトース)が甘味が増してくる要因です。

また、さつまいもは生よりも加熱調理したほうが甘くなることも知られています。生で食べる方は少ないとは思いますけどね。

美味しく調理するには~というとまたまた話が長くなってしまいます

筆者が調理が大の苦手でアドバイス出来ない等という苦し紛れの言い訳ではありません・・!)

 

ので、今回はこの保存方法についてご紹介させて頂きます。

 

さつまいも保存における基礎知識として

・ さつまいもは温度が高すぎても低すぎてもダメ

・極端な乾燥や水気にも弱い

・ネズミの大好物

ということを覚えておきましょう。

 大半の作物がそうですが、高温ですと腐り始めてしまいますし、20℃以上の暖かい場所に置いておくと発芽してしまい味が落ちてしまいます。

一方、10℃以下になるとさつまいもの細胞が死にはじめ黒く変色していきます。つまり痛んできてしまうので、15℃前後で保管出来るようにしたいところです。

 

次にさつまいもは水分に弱いです。今回販売した大半のさつまいもは固い泥を落とす為に仕方なしですが水洗いしています。が、すぐそのあと十分に乾燥させています。

これがジメジメと湿度の高い所においておくとふにゃふにゃと柔らかくなってしまいますし、逆に乾燥しすぎる期間が長いと両端から乾腐しはじめてしまいます。(なかなかバランスが難しい)

 

好適条件としての湿度は90~95パーセントとちょっと高めではありますが、実際そんなに室内の湿度が高いと家が傷みだしてしまいますよね。

それに、個人宅で湿度をどう維持するか?というのも悩ましい問題です。

 

保存の仕方も、出来れば温湿度を一定にする為に発泡スチロールの箱に籾殻を入れてその中に保存するのが好ましいですが、そもそも一般家庭で籾殻を手に入れるのはちょっと手間だと思いますし、こぼれるとお掃除が大変です。

ですので、 台所等で直接陽射しが当たらないような場所にダンボールに新聞紙を包んで置いておく程度で良いです。ただし、どこからか匂いを嗅ぎつけてネズミがくる恐れがありますので、勝手口等には置かないほうが良いでしょう。


そして保存期間ですが、大体3週間~5週間程度が望ましいと思います。すぐに乾燥させたとはいえ、一度水洗いしており、切り口があるさつまいもも多いので3ヵ月もの長期間の保存にはちょっと懸念が残ります。

 

今後も新しい情報を確認次第発信していきたいと思います。


参考サイト様

https://www.pref.chiba.lg.jp/ninaite/network/field-h30/rojiya-2018-09.html

https://www.jrt.gr.jp/q_a/spqa_hozon/

 

 

 

完売御礼

この度は、下記

・10/29 東坂戸マルシェ

・11/06 ワカバウォークミニマルシェ

に出店の際にお越し頂き、ご購入ありがとうございました。

おかげ様で、秋の季節のはちみつも、本日完売致しました。

まだ、さつまいもの『紅はるか』及び『シルクスイート』は在庫がございますが、日持ちのするものですので、痛まないように保管し順次JA直売所や自宅販売を継続していきます。 

来年より、Storesネット店を通じての販売も開始する予定です。

今季の、ぶどう、はちみつそしてさつまいものご購入頂きまして、誠にありがとうございました。


2022年11月1日火曜日

さかど自慢の逸品に登録して頂きました。

 この度、三芳野フルーツファームで作る『ぶどう』と『はちみつ』を坂戸市特産品に登録して頂きました。

・坂戸みよしのぶどう

・坂戸みよしのハニー 

として販売致します。どうぞ、よろしくお願いします。

詳細はこちら:https://www.city.sakado.lg.jp/soshiki/25/14683.html





2024年坂戸みよしのハニー販売間近のお知らせ

 おはようございます。お世話になっております。なかなかBlogの告知も出来ず申し訳ございません。 今年も蜂蜜の販売準備を進めておりますが、昨年に比べると流蜜期に入るのが遅く、なかなか蜜を貯めきれませんでしたが、4月も下旬になりだいぶ貯まってきており、天候を見定めて採蜜する予定です...