2022年1月23日日曜日

ぶどう畑の圃場作り

 

2020年3月よりぶどう畑を作る為、東西に50m、南北方向に40mの2000㎡でぶどう棚(以降1号ぶどう畑)を作り始めました。仕立て方は短梢仕立てH型の派生タイプでWH、6本主枝(王字型?)等と呼ばれるやり方です。

主枝の数は

H型・・・4本

WH型・・8本

ですが、6本主枝はこのH型とWH型のちょうど中間の数と形状になります。


一般的にぶどう畑といいますと、アンカーで番線(鋼線)で引っ張っりクロスに組んだ網棚を思い浮かべると思いますが、ぶどうの栽培管理の観点から埼玉県では雨除け、簡易雨除け屋根を付けている園が増えています。


分かりにくいですが網棚とは別に中央に支柱が何本も立っている。(飯能市のぶどう園)


元々は完全に露地栽培の所に後から雨除け施設を追加で付けた為、上記写真のように網棚とは別に雨除け用の支柱が立っているのが分かります。

ただ、僕の場合は、更地から棚も木も一から仕立てる為、仕立て方にもよりますが、雨除けの屋根の足場とぶどうの主枝や新梢の誘引を一緒に出来る構造になっているやり方を採用しています。

このやり方は飯能市の果樹園の先生が自身で考案したやり方で、網棚+雨除けを作るよりも資材費を抑える事が出来るメリットがあります。また、野菜ではなく果物である事から初期投資の回収に時間がかかる事から、出来る所は自分で組み立てられるような仕組みになっている(複雑な建設工程や専門の大型機械などは必要としない)

雨除けの足部分を利用して主枝の誘引をしている構造。

この構造だと、基本は短梢剪定前提の仕立て方になりますが、雨除けのラインに沿って真っすぐにぶどうの栽培管理が出来るので、非常に作業効率が良いです。

 最初見た時は驚きました!先生の考案したこの棚仕立ては300㎡程度の広さですが、これを見て2000㎡の広さで作る事を決意・・!いくつか改善の余地はあるとのことでしたが、先生と相談しながら立てていきます。

2020年3月・・・。まだぶどうの苗木を植える前の更地



ここから・・・・



2000㎡から隣に更に1000㎡近く増やし、上棚(雨除けアーチ)を設置中


ここまで少しづつ、ぶどうの栽培管理をしながら棚を作ってきました。
栽培管理と圃場作りを少しづつ別記事で思い出しながら書いていきたいと思います。。


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